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韓国からの肥料支援が打ち切られた北朝鮮では肥料不足が深刻化しており、食糧生産増加を目的に人糞や尿などの屎尿(しにょう)を肥料に利用することが奨励されているという。環球時報が報じた。報道によると、北朝鮮の農家では一般的な化学肥料すら使用できないほど、肥料不足が深刻化している。各家庭に対し、政府から一定量の屎尿を集めるノルマが課せられており、積極的に屎尿を蓄積することが奨励されている。北朝鮮情報筋によると、北朝鮮の肥料工場の生産量は少なく、韓国からの肥料支援も途絶えたうえに、中国からの肥料の輸入量も少なくなっているため、もともと厳しかった肥料事情は深刻化している。この状況は2011年も続くと見られている。北朝鮮政府は学生や社会人に対し、農地に肥料や屎尿を散布することを奨励している。この活動は全国的に展開され、都市住民も近隣地区の農地で活動に参加することを要求されているという。
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