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【土門「辛」聞】
減反破綻の象徴的舞台となるか大潟村
- 土門剛
- 第46回 2008年04月01日
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米価暴落で見えてきた勝ち組・負け組
2月中旬、3年ぶりに大潟村へ入った。米価暴落で村全体が意気消沈していることは、この村に住む知人の便りでだいたいわかっていた。バブル米価の折には村の元気組、自由作付け派の集まりといえば、車で20分ほどの男鹿温泉の温泉旅館というのが定番コース。そんな光景も、今では昔の思い出話の一つになってしまった。
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土門剛 ドモンタケシ
1947年大阪市生まれ。早稲田大学大学院法学研究科中退。農業や農協問題について規制緩和と国際化の視点からの論文を多数執筆している。主な著書に、『農協が倒産する日』(東洋経済新報社)、『農協大破産』(東洋経済新報社)、『よい農協―“自由化後”に生き残る戦略』(日本経済新聞社)、『コメと農協―「農業ビッグバン」が始まった』(日本経済新聞社)、『コメ開放決断の日―徹底検証 食管・農協・新政策』(日本経済新聞社)、『穀物メジャー』(共著/家の光協会)、『東京をどうする、日本をどうする』(通産省八幡和男氏と共著/講談社)、『新食糧法で日本のお米はこう変わる』(東洋経済新報社)などがある。大阪府米穀小売商業組合、「明日の米穀店を考える研究会」各委員を歴任。会員制のFAX情報誌も発行している。
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