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農業情報クリップ

1999年4月~5月 農業情報ピックアップ

農水省は、日本のコメ輸入関税化に対し態度を留保している欧州連合(EU)と、今週半ばからブリュッセルで課長級の協議を開くと発表した。
コメ問題



【4/12 留保撤回に向けEUと協議/コメ関税化で農水省】

 農水省は、日本のコメ輸入関税化に対し態度を留保している欧州連合(EU)と、今週半ばからブリュッセルで課長級の協議を開くと発表した。日本の措置が世界貿易機関(WTO)農業協定に合致していることをあらためて説明し、留保の撤回を求める。日本のコメ関税化については、EUが態度を留保しているほか、オーストラリアが異議を申し立てているが、政府は手続き上の問題はないとして4月から関税化に移行している。(共同)


【4/12 関税化後、初のコメ輸入/食糧庁発表】

 国内の機械メーカーから、関税を支払ってタイ米20キロを輸入する申し出が食糧庁にあった。4月1日のコメ関税化後、関税を払って輸入されるコメは初めて。ただ、このタイ米はコメ加工用機械の性能試験用で、食用に販売するための輸入ではないという。(共同)


【4/23 高級米中心に2.6%安/98年産自主米入札】

 98年産自主流通米の第10回入札が東京都内と大阪市内の自主米価格形成センターで実施された。消費不振による在庫増で卸業者らが買い手控えたため、全銘柄の平均落札価格(60キロ当たり)は1万7850円と、前回3月入札時より約2.6%下がった。高級米の新潟県佐渡産コシヒカリ、岩船産コシヒカリなど4銘柄が売れ残った。

 全60銘柄のうち50銘柄が前回より値下がりし、富山県産コシヒカリなど2万円前後の高価格銘柄が敬遠された。半面、青森県産米むつかおりなどには値ごろ買いが入り、低価格志向がさらに強まっている。(共同)

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