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生業(なりわい)を越える

民間療法

自然をよく観察して、その原理、原則を追求し、矛盾のないように理論を組み立てていくのが自然科学で、この自然科学を応用したものが、医学や農学、薬学…です。その他にも多くの分野が確立されています。農業も農学のお世話になっているのですが、あまり実感はないですね。
 自然をよく観察して、その原理、原則を追求し、矛盾のないように理論を組み立てていくのが自然科学で、この自然科学を応用したものが、医学や農学、薬学…です。その他にも多くの分野が確立されています。

 農業も農学のお世話になっているのですが、あまり実感はないですね。

 除草剤で草取りが楽になったり、農薬散布で虫や病気からうまく逃れたときに、学問の恩威を受けていることを具体的に感じられることがあるかもしれませんが、いかがでしょうか。

 一方、生活面に目を向けると、私達が、困って、その処置や対応のため、直接自然科学の助けを借りるものに医学があります。

 この医学の進歩は、人類の進歩の程度が分かると言ってもいいほど、人の英知を結集したものでしょう。

 しかし反面、医学栄えて医療乱れる、という現象も起きているのです。

 小生も健康には恵まれていて、医療の世話にほとんどならなかったのですが、昨年10月、相手方の一方的不注意による交通事故にまき込まれて、首を捻挫してしまいました。

 俗にいう、ムチ打ち症です。

 早速、整形外科医の世話になったのですが、処置といっても特になく、レントゲンを撮って、骨には異常ありませんという見解だけでした。

 しかし、その後猛烈な痛みがはじまって、それを医者に訴えても、処置といったら、痛み止めの注射だけ。しかも、それは軽い麻酔効果のあるもので根本の治療ではありませんということで、要は何もするすべはないということだったのです。

 こうなると、それまでは気にもしていなかった、民間療法の様々な看板、整体療術とかハリとかマッサージが目に付くようになりました。

 このような民間療法を受けたいのですが、と医者に相談したところ、医学的内容としてはともかく、あれは生業ですから、という返事が返ってきました。

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