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特集

農業は食べる人のためにあるー我々は何を共有すべきなのかー
第22回北海道農業機械フェア・イン・上富良野

第22回北海道農業機械フェアが7月9、10日の2日間上富良野で行われたことは、先月号で速報として掲載しました。今月号では「北海道土を考える会」(玉手博章会長)他と外食業界の団体である(社)日本フードサービス協会(井上修一会長/ハングリータイガー(株)代表取締役)との「食べる人のために」という理念を共有しての初の共催となった今回のフェアで、実際にどのようなことがディスカッションされたのか、そしてこれを受けて実際に現場でどのようなことが行われたかなどの詳報です。
 第22回北海道農業機械フェアが7月9、10日の2日間上富良野で行われたことは、先月号で速報として掲載しました。今月号では「北海道土を考える会」(玉手博章会長)他と外食業界の団体である(社)日本フードサービス協会(井上修一会長/ハングリータイガー(株)代表取締役)との「食べる人のために」という理念を共有しての初の共催となった今回のフェアで、実際にどのようなことがディスカッションされたのか、そしてこれを受けて実際に現場でどのようなことが行われたかなどの詳報です。

 また従来通り行われた農機の実演会で紹介された各メーカーのいち押し商品についても、スペースの関係で全てではありませんが、できる限り御紹介します。

(主催:「土を考える会」・(社)北海道農業機械工業会・北海道農業機械士協議会、共催:(社)日本フードサービス協会・ペリカンクラブ・(株)アレフ・(株)農業技術通信社、協賛:上富良野町・JA上富良野、後援:北海道・北海道農業開発公社・JA北海道中央会・ホクレン・北海道農作業安全運動推進本部・北海道有機農業研究会・(財)食料農商交流協会・NHK旭川放送局・博物館土の館他)


パネルディスカッション『食べる人のために我々が共有すべきもの』


 (社)日本フードサービス協会と北海道の農業経営者集団である北海道土を考える会は、1999年7月9日、北海道上富良野町のホワイト農場に集い、農業にかかわるすべての関係者とともに、理念の共有のもとに「食べる人」への責務を確認し、農業と食産業の未来を語る出会いのフォーラムを開催した。

 農業を「土に戻し続ける営み」としてとらえる農業者と、「店は客のためにある」と言い切る商業者が、農業生産技術の開発者たちを交え、「農業は食べる人のためにある」というテーマで語り合ったのだ。

 それは、今という困難の時だからこそ、ともに夢を語り、「土への感謝」そして「お客様への感謝」を知る者の勇気と知恵を学び合い、さらに、同伴者としての共感とお互いに対する期待や疑問をぶつけ合いながら、未来の可能性を確認したいとの思いからだった。

 自助努力する農業者に食べる人のことが伝わり、食にかかわる商業者が農業という自然の循環を活かす営みの豊かさと限界、農業技術の可能性を知れば、また、両者が共同して正確な農業と食べ物についての情報を人々に伝える努力をするならば、日本の食はさらに豊かに、そして、農業と食産業にかかわるすべての人々にさらに大きな役割とチャンスが与えられるのである。

 義務の対価としての権利を求めるのではなく、自らの自負心や誇りにおいて責務を自覚できる者たちが、農業を語り、食を語り、農業にかかわって働く全ての産業の未来を語り合う。そこに自らの経営の可能性を見いだしていくために。

 併せて、土を考える会会員の生産する食材を持ち寄り、その試食と様々な関連業界人が交流する名刺交換パーティーも開催された。


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