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農業情報クリップ

1999年9月~10月農業情報ピックアップ

農水省は、コメ需要の落ち込みと1999年産米の豊作が予想されることにより、2000年10月末の国産米(主食用)の在庫が260万~280万程度に膨らむとの見通しを発表した。同省の昨年11月の計画では適正規模の200万tを割り189万tと見込んでいたが、大幅に上回ることになる。(共同)
コメ・稲



【9/14 コメの在庫260万t超に】

 農水省は、コメ需要の落ち込みと1999年産米の豊作が予想されることにより、2000年10月末の国産米(主食用)の在庫が260万~280万程度に膨らむとの見通しを発表した。同省の昨年11月の計画では適正規模の200万tを割り189万tと見込んでいたが、大幅に上回ることになる。(共同)


【9/27 コメ作況102に低下】

 農水省が27日まとめた1999年産水稲の9月15日現在の全国平均作況指数は、102の「やや良」となった。高温の影響で8月15日現在の103に比べ1ポイント低下した。

 地域別では、高温の影響でもみ数が少なくなるなどして、北海道が前回より4ポイント悪化の104、東北は104、北陸は102で前回よりそれぞれ1ポイント低下。東海は前回より2ポイント高い104となった。関東・東山(長野、山梨)は103、近畿102、中国100、四国99は前回と変わらなかった。九州は前回より1ポイント低下の97、沖縄は1ポイント高い101だった。(共同)


【9/28 64銘柄が売れ残り】

 1999年産自主流通米の第3回入札が実施された。2年ぶりの豊作見通しと売れ行き不振で買い控えられ、上場73銘柄(11万9000t)のうち64銘柄(5万3000t)が売れ残る異例の取引となった。平均落札価格も1万7131円と前年同期を11.6%下回った。

 農水省は米価維持策として備蓄米30万t以上を飼料用に回す方針だが、この日の入札には影響しなかった。都内の有力卸は「全国的に収穫がほぼ一巡し、さらに値下がりするだろう」と話している。(共同)


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