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BOOK REVIEW

土壌の神秘―ガイアを癒す人びと

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著者:ピーター トムプキンズ/クリストファー バード
定価:6,000円(本体価格)
 出版社:春秋社


土壌の神秘

あの有名な「植物の神秘生活(工作舎)の著者2人の最新作という事で、私は一瞬の躊躇いもなく、大枚を叩いて購入しました。

前著の「植物の神秘生活」は、「サボテン」に「ウソ発見器」を設置した、かの有名な「バクスター実験」を始め、植物達にも「感情」高知能で立派な「精神世界」があるという事実が書かれてある衝撃本です。(実を言えば、この本は当時プログラマーだった私の人生を大きく転換させるキッカケになった。)

「植物の神秘生活」が「植物」が中心だったのに対し、「土壌の神秘」は「土壌」の「精神世界」の事、そして、「大地」と「宇宙」と「人」と「植物」との目に見えない世界での関わりについて書かれてあります。この本を読むと、人間の科学技術力が進歩したとしても所詮は「蟻一匹」「髪の毛一本」「細胞一個」創る事さえ出来ない現実を、人間は今一度、認識する必要があるのではないかと考えさせられます。そして、むしろ人間の科学技術が未熟であるからこそ、自然の偉大な力に気付く事が出来ないだけなのであるという事を思い知らされる事でしょう。この本に書かれてある事は、恐らく20世紀中には証明される事はないでしょうけど、農業や科学の世界だけではなく、人類全体にとって21世紀への道標になるのではないかと思っています。


ピーター トムプキンズ クリストファー バード
春秋社
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