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BOOK REVIEW

新しい日本の畜産を拓く―FEEDING 7・8月号

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定価:1,400円
 出版社:チクサン出版社


FEEDING

FEEDING誌は「月刊養豚界」など畜産関係の専門図書を発行するチクサン出版社が出しているオピニオン誌である。その同誌が今年の新年号から一貫して取り上げている「『規制緩和』問題の総点検」と題した座談会形式の特集は出色である。とくに、その第4弾として7・8月号に連載された「パラダイムの転換」と題した、伊藤紘一氏司会による赤地勝美・栗本鋭三・小久保謙の4氏による座談会は、生身の経営者自身による議論というだけではない迫力がある。タイトルにある通り、農業のパラダイム(物事のあり方や考え方を支える基本的な構造、概念)がすでに新しいものに転換してしまったことについて語っている。この認識なしには、もはやすべての議論は不毛である。

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