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【海外視察ツアー】
編集長と行く「オランダ農業視察ツアー」参加者募集
- 2012年04月25日
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■視察場所:オランダ(アムステルダム、ワーへニンゲン、エメロールト、フェンロー)
フードバレー、フロリアード2012、ワーへニンゲン大学、バレイショウ農家、施設園芸農家、その他農業関連企業訪問
農業経営者編集長の昆でございます。
先般、私どもからご案内したイスラエルツアーに対して沢山のお問い合わせ、お申し込みをいただきありがとうございました。農業経営者だけでなく、多様な業界の皆様、さらに資料請求の様子を拝見しますと女性からのご相談も多く、農業、農業関連業界での女性の活躍の状況が想像されます。
今回は6月20日から26日にかけて行うオランダへツアーへのご案内です。
イスラエルツアーを含めて、私どもがお誘いするツアーは、単に視察先にある先進技術を学ぶというだけのものとは一線を画したスタディーツアーにしたいと考えております。
雑誌「農業経営者」が読者の皆様と共に目指すのは日本農業のイノベーション(創造的破壊)です。個々の農場、農業経営の発展を前提として、農業経営者だけではなく生産技術開発企業から流通、加工、サービス業界が一体となって、日本国内にとどまらずマーケットを開発し、そのための商品やサービスの開発を進めることです。
本誌では契約栽培の必要性を勧めそのご紹介をしてまいりました。しかし、農業経営者自身を含め少なからぬ農業関係者の中には、企業との契約生産を進めることを批判する方が未だにいらっしゃいます。「それは資本によるインテグレーションであり、資本の支配に隷属することである」などという論理です。もとより取引である限り利害が100%一致するなんてことは有り得ません。でも、商品開発力やマーケティング能力をもった異業種と組めばこそ、顧客を共有できるのだとは考えられないでしょうか。
そろそろ“農業・農村対資本”などという時代錯誤の論理を振り回すことから卒業しましょう。さらには、農家も消費者もともにお天道様の消費者なのだという想像力を持ち、農業界が日本ならではの緑なす風土の管理人あるいはコーディネータとして顧客本意に新しい農業・農村の大きな可能性を開いていくことを目指しましょう。そのためには何よりも農業界、農業者自身がこれまで体験してきた、保護農政がもたらしたものを見つめ、その“呪縛”から開放されること、農業経営者を含めた農業界の自己改革が必要なのだと思います。
そうした問題意識を持ってオランダの農業と関連産業の在り様、そして民間企業が主体となり、政治や行政が限りなく後ろに引いた農業を核とする産業政策、役に立つ専門家を育成する教育システム、多様なそしてマーケット本位の農業生産者組織の在り様などに触れることは、日本の農業経営者と農業界がそこから学び、さらにオランダを合わせ鏡にして日本農業を見直すことにつながるはずです。
もちろん、10年に一回のサイクルで開催される園芸の祭典“フロリアード”やトマト栽培において日本の平均の10倍近い収量を上げる園芸技術や園芸農家、ジャガイモに関しても施設メーカー、種苗メーカーや農業経営者を訪ねます。その他にも、原料生産力を上げることだけでなく、多様な農業・食品産業を集積させたフードバレーが生み出した新しい商品開発がもたらす農業の可能性についても見てみましょう。また、様々な機会を通して、“商人の国”であればこそ農業が成長したオランダという国やその文化についても観察してみましょう。
現在、オランダ政府や現地企業やオランダ在住の日本人農業関係者の協力を求めながら、視察の詳細を詰めているところです。もし、皆様のご要望があれば、それにも答える工夫をしてみたいと考えます。自分は稲作経営だから関係ないなどと思わないでください。きっと自分の経営を見つめ直す良い機会になると思います。農業経営者の皆様に限らず関係する業界の方々、さらに行政や農業団体の皆様にも是非ともご参加いただけたらと思います。
皆様のお問い合わせをお待ち申し上げます。
「編集長と行くオランダ農業視察ツアー」
■旅行代金:2012年6月20日出発 7日間 379,000円 成田発(2名1室利用)
*上記旅行代金には付加運賃・料金(燃油サーチャージ4月現在56,000円)は含まれておりません。別途お支払いください。
■日本発着航空会社:KLM航空
*成田空港の現地集合となりますので、東京、札幌、福岡 発着は現地までの移動料金がかかります。
*ビジネスクラス使用追加料金:370,000円
■ご利用予定ホテル:
ムーベンピック シティー・ホテル
エイントフォーヘン
*一人部屋使用追加料金:45,000円
■食事:朝食5回、夕食1回(この回数に機内食は含まれません)
■最少催行人員:15名
■添乗員:添乗員は同行致しませんが、現地係員及び農業技術通信社のスタッフがご案内致します。
■通訳:6/21~6/24は通訳スタッフが同行致します。
■研修企画:株式会社 農業技術通信社
■旅行企画:JTB法人東京 JTB法人東京 法人営業新橋支店
■お問い合わせ先(資料請求も承ります)
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■JTB法人東京 法人営業新橋支店
担当:内田 (営業時間9:30~17:30 土・日・祝日休業)
〒105-0004 東京都港区新橋1-18-16
TEL:03-3504-0794 FAX:03-3502-3169
mail: y_uchida308@bwt.jtb.jp
■株式会社農業技術通信社
TEL:03-3360-2697 FAX:03-3360-2698
mail:customer@farm-biz.co.jp
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ネットからの資料請求はこちら
お申込は下記のフォームをダウンロードして、事務局まで返信ください。
お申込書はこちら 【締切:2012年5月15日】 → 【締切:2012年5月20日】
旅程に関しては、次のページをご覧ください。
■オランダツアーに関する記事
・海外レポート オランダを合わせ鏡として日本の農業を見る 前編
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