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農業情報クリップ

2001年6月~7月 農業情報ピックアップ

キュウリやネギなどの野菜類を曲がり見合や大きさ、品質などで区分してきた「野菜標準規格」を農水省が近く廃止する。複雑になった野菜の仕分けを簡単にして流通経費を減らすとともに、曲がったキュウリなどの規格外品を含めた「ばら売り」を増やし、低価格の輸入野菜に対抗するねらいだ。国の標準規格の廃止に続き、産地ごとの独自規格も順次、統合するよう促す。セーフガードを暫定発動したネギだけでなく、低価格の輸入野菜が増え、野葉農家の経営は厳しさを増している。規格の簡素化が進むと、農家や流通業者の取り組み次第で「不格好」な野菜にも出番が回ってきそうだ。(朝日)
【6/26 野菜の標準規格廃止へ 曲がったキュウリもOK 農水省】

 キュウリやネギなどの野菜類を曲がり見合や大きさ、品質などで区分してきた「野菜標準規格」を農水省が近く廃止する。複雑になった野菜の仕分けを簡単にして流通経費を減らすとともに、曲がったキュウリなどの規格外品を含めた「ばら売り」を増やし、低価格の輸入野菜に対抗するねらいだ。

 国の標準規格の廃止に続き、産地ごとの独自規格も順次、統合するよう促す。セーフガードを暫定発動したネギだけでなく、低価格の輸入野菜が増え、野葉農家の経営は厳しさを増している。規格の簡素化が進むと、農家や流通業者の取り組み次第で「不格好」な野菜にも出番が回ってきそうだ。(朝日)


セーフガード


【6/14 農水省 野菜の生産・流通改革の基本方針まとめる】

 農水省は、ネギなど農産物3品目に対するセーフガードの暫定発動に伴い、構造改革を迫られている野菜の生産・流通改革の基本方針をまとめた。「国産と安価な輸入品との小売価格差を2~3割内に抑える」ことや、「卸売市場を通さない直接取引推進」など、コスト削減に向け踏み込んだ対策も盛り込んだ。

 低コスト化だけでなく、品質面の向上など、産地ごとに構造改革の計画を作成する。政策支援は、改革に取り組む産地へ重点的に行う。(毎日)


【6/19 セーフガードに対抗措置 中国、3品目に特別関税】
 中国対外貿易経済協力省は、中国の農産物3品目に対する日本の暫定的なセーフガードに対抗し、日本製の自動車と携帯・自動車電話、空調機の3品目に特別関税をかけると国営通信、新華社を通じて発表した。

 特別関税の具体的な税率などは不明だが、中国側は日本の輸入制限措置を「不公正で差別的」と強い表現で非難、直ちに撤回するようあらためて要求した。(共同)

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