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特集

農業補助金をもっと知ろう!~その仕組みとカラクリ~

Q5:農業外の業界にいますが、農業補助金の支払われ方が不公平ではないかと考えています。一部のうまくやっている人がお金をもらっていて、何も知らない人はお金をもらえないと想像しています。生活保護なども同様かと思いますが、支払い基準が農家全員に周知徹底されていないと思うので、支払い基準について聞きたいです。

A5:筆者の友人に、お腹がピーピー下るぐらい補助金を喰っている方がいらっしゃいまして、先だっても、久しぶりに訪ねたら、新車のベンツ(Cクラス、色は目立たぬように白)で空港まで迎えにこられたのであります。この方の喰い方はなかなか豪快でありまして、農水省だけでなく、厚生労働省や中小企業庁にも食指を伸ばしておられますが、豪快に喰い続けても、食中毒に当らないようなステンレスの胃袋をお持ちとお見受けしたのです。これは特殊な補助金サイボーグの化身かなとも思いましたが。一般には、食中毒にならないぞと相当の決意をしていても、目の前に補助金がぶらさげっておれば、つい喰いすぎて食中毒を起こしてしまい、挙句には死に至る病を併発してしまうことが通例のようです。アイスクリームをいっぱい食べて、天ぷら丼を何杯もお替りをするようなものでしょうか。農業補助金は、原則、1回限りにすべしというのが筆者の考えですが、このことを農水省の役人たちはなかなか理解してくれないのです。補助金で死に至る病を防ぐには、補助金をもらった方が、その後、どれだけ経営にプラスとなり、その証明として納税の務めを果たしているかを検証することではないでしょうか。その検証もなしに、同じ者に補助金を流し続ける役人を、“税金泥棒罪”(そんな法律あった?)で牢屋にぶち込んでやることではないしょうか。(土門剛)

Q6:地域の農業関係指導として、大豆などへの転作を補助金付きで促されていますが、総じて湿田傾向の近隣圃場にはマッチしませんし、たとえ暗渠工事で水はけ改善を目指すにしても、要する投資コストを回収できる可能性も無さそうに感じます。そのため、現在は湿田で「達磨ヒエ」を栽培しています。育苗・移植・刈り取り・脱穀の全てに水稲用農機が使えましたし、総合評価として有力な作物だと分かりました。残念なことは、当地近隣でヒエの白乾かし脱ぷができる施設がないものですから、調整コストがネックなんですが、施設準備に使えそうな助成は見あたらないのですが……。

A6:「強い農業づくり交付金」が該当するように思われます。生産局総務課生産推進室によれば、「雑穀の乾燥調整施設を対象外とはしない。ただし、乾燥等の設備の場合、5000万円以上のものを対象とするので、現実的には難しいかもしれない」「県ないし市町村に助成対象を決める裁量があるため、例外はないとはいえない。そちらにご相談を」とのことでした。後者の問題はさておき、「5000万円以上」という下限条件を定める必然性についても疑問ですが、その条件から漏れる農業経営者の経営に利するものにはなっていないことを示しているように思います。(編集部)

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