ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

農・業界

JAさわだ(群馬県中之条町)、花粉症の辛さやわらげる「杉花粉飴」の本格販売へ

  • 編集部
  • 2003年11月01日
    • 無料会員
    • ゴールド
    • 雑誌購読
    • プラチナ
JAさわだ(群馬県中之条町)は、独自に開発した商品「杉花粉飴」(100g280円)を、今年冬から本格的に販売する。スギ花粉を練り込んだ飴で、花粉が飛散する前からなめていると、花粉症が軽くて済むという。2年前に開発したところ、じわじわと人気が広がり、これに京王百貨店が注目。首都圏の私鉄8社と提携し、系列百貨店や駅売店などで売り出すことになった。
首都圏私鉄と提携で

 JAさわだ(群馬県中之条町)は、独自に開発した商品「杉花粉飴」(100g280円)を、今年冬から本格的に販売する。スギ花粉を練り込んだ飴で、花粉が飛散する前からなめていると、花粉症が軽くて済むという。2年前に開発したところ、じわじわと人気が広がり、これに京王百貨店が注目。首都圏の私鉄8社と提携し、系列百貨店や駅売店などで売り出すことになった。

 花粉症対策としては、スギ花粉のエキスを皮下注射する「減感作療法」が医学的にも認められており、この飴は、より手軽で副作用のない「経口減感作療法」と評価する専門家もいる。花粉が飛び始める3カ月ほど前から、朝夕1日2回なめると、最も効果があるという。

 同JAは管内の8割以上を森林が占めている。また、組合員の生産する農産物を買い取るだけでなく、積極的に加工・商品化するなど、その商品企画力には定評がある。

 1994年には中之条営林署と提携し、肝臓病に薬効があるメグスリノキ飲料「肝太くん」を開発。年間3億円のヒット商品に育て上げた。その他、約160種類の農産加工品を「手作り沢田の味」ブランドで販売し、年間約5億円を売り上げている。 

関連記事

powered by weblio