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農・業界

川又農産 (茨城県ひたちなか市)、ブルーベリー園盛況

  • 編集部
  • 2003年11月01日
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茨城県ひたちなか市で干しイモの製造・直売を手がける川又農産(川又信一さん・正子さん夫妻)が、ブルーベリーの摘み取り園を開設。今年は6月からの2ヶ月間、火・木・土の営業で、約750人が訪れ、盛況だった。園内で売り始めた正子さん手作りのブルーベリージャムも好評で、夫妻は新事業に育てたいと意気込んでいる。
手作りジャムも完売

 茨城県ひたちなか市で干しイモの製造・直売を手がける川又農産(川又信一さん・正子さん夫妻)が、ブルーベリーの摘み取り園を開設。今年は6月からの2ヶ月間、火・木・土の営業で、約750人が訪れ、盛況だった。園内で売り始めた正子さん手作りのブルーベリージャムも好評で、夫妻は新事業に育てたいと意気込んでいる。

 川又農産は、干しイモの通信販売で約1,200人の顧客を抱えているが、正子さんが「通販だけではなく、お客さんと直接出会える面白い作物を作りたい」と、25aの畑にブルーベリーの苗木約300本を植えた。

 農園は「入園無料・時間無制限」で、摘み取ったら1パック(200g)ごとに300円を支払うシステム。ブルーベリーに砂糖、レモンだけを加えた手作りジャム(350円・200g)もこの夏から販売し始めたところ、用意した500パックが完売するほどの売れ行きだった。

 また、信一さんが自家用の水田で捕まえたドジョウをつかみ取りしてもらうサービス(無料)も、子どもたちに人気だ。

 園の賑わいについて正子さんは「無農薬で栽培した実を、子どもたちが目の前で食べる姿を見るのがうれしい」と話す。4年後には木が十分に成長し、売り上げは250万円ほどに達する見込みという。

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