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農・業界

ハーブの梶谷農園(広島県久井町)、北米産オーガニック・シードを導入、栽培

  • 編集部
  • 2004年02月01日
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年間50種類のハーブ生産を手がける梶谷農園(広島県久井町)では、2年前から米国、カナダ産のオーガニック・シード(種子)を導入。ロケット(ルッコラ)、サラダタカナなど約10種類を栽培している。

 年間50種類のハーブ生産を手がける梶谷農園(広島県久井町)では、2年前から米国、カナダ産のオーガニック・シード(種子)を導入。ロケット(ルッコラ)、サラダタカナなど約10種類を栽培している。

 同農園の梶谷満昭さんは、3年前に次男の耕治さんに経営を譲った後も、北米へ出向き、現地でのハーブの流行事情や栽培方法を視察。オーガニック・シードの存在を知った。「栽培期間が短いハーブでも種にこだわらなければ」と考えたが、日本の種苗会社はオーガニック・シードを開発していないため、ウィリアム・ダム社(カナダ)、ジョニーズ社(米国)の種を現地で直接注文したり、カタログ通販で取り寄せたりしている。

 オーガニック・シードは採種圃場で化学肥料、化学合成農薬を使用しない。種の殺菌・消毒には、化学合成物質を使わず、熱風、熱湯などで処理する。栽培過程で家畜の糞を堆肥として投入する場合は、その餌や飼育方法にまで、厳しい基準が設けられている。カタログに「OG」マークがあればオーガニックの印で、輸入に際しては検疫手数料が上乗せされるが、「そこまでやらなければ、オーガニックは名乗れない」(梶谷さん)という。

 同農園は、販売先の約8割を広島県内のホテルや高級レストランが占める。彼らの「安全」に対する要求は年々高まっており、3年前、減農薬栽培から化学合成農薬を用いずに天敵で害虫を駆除する農法に切り替えた。オーガニック・シードの導入でさらに安全性を訴え、ユーザーの期待に応えていく。

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