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【人生・農業リセット再出発】
眼は心の窓
- 作家 元国際線乗務員 黒木安馬
- 第103回 2009年07月01日
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古代シルクロードの宝石バイヤーたちは、商談するときは色つきガラスを目に当てた--なぜか? テレビでニュースキャスターの顔を見ていると、次のニュースに移る前に表情が変わる。それまで暗い内容を伝えていた悲しそうな顔が一転して笑顔になり、次は明るいニュースだなとわかる。顔は容易に嘘をつける。意識して表情を作っているわけだから、これは理屈を司る左脳でコントロールしていることになる。
人間の脳は左脳と右脳に分かれていて、左脳は意識している世界の理性や道徳、言語、計算などを作動させる。右脳は嘘のつけない本能や欲望、直感などを司る。また、身体器官の左半分は右脳が、右半分は左脳が受け持っている。嘘をつくときは辻褄合わせのために左脳をフル回転させるから、右目の動きに影響し、相手と視線を合わせたくないので瞬きが多くなり、右上を見る傾向がある。化粧は右半分を念入りにしたほうが美人に見えるというのは、相手は容姿認識の右脳、つまり左目で判別するからである。新聞や雑誌の見開きも左ページに重きを置いた編集が意図的になされている。腕や足を組むのは、右脳が相手に拒否反応をしているサイン。それを知っていれば、他人に悟られないように意識的に振る舞うことは可能だが、どうしても嘘をつけない器官がひとつだけある。
人間の脳は左脳と右脳に分かれていて、左脳は意識している世界の理性や道徳、言語、計算などを作動させる。右脳は嘘のつけない本能や欲望、直感などを司る。また、身体器官の左半分は右脳が、右半分は左脳が受け持っている。嘘をつくときは辻褄合わせのために左脳をフル回転させるから、右目の動きに影響し、相手と視線を合わせたくないので瞬きが多くなり、右上を見る傾向がある。化粧は右半分を念入りにしたほうが美人に見えるというのは、相手は容姿認識の右脳、つまり左目で判別するからである。新聞や雑誌の見開きも左ページに重きを置いた編集が意図的になされている。腕や足を組むのは、右脳が相手に拒否反応をしているサイン。それを知っていれば、他人に悟られないように意識的に振る舞うことは可能だが、どうしても嘘をつけない器官がひとつだけある。
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黒木安馬 クロキヤスマ
作家 元国際線乗務員
高校時に米国留学後、早稲田大学を経てJAL国際線客室乗務員として30年勤務。世界初の「カラオケ・フライト」や「1万メートル上空・北島三郎機上コンサート」などを実現させる。千葉の自宅は1300坪の山林を開墾してプール、テニスコート、コンサートホール等を手作りする。現在、(株)日本成功学会社長として自己啓発や社員教育で講演中。著書に『成「幸」学』(講談社)、『あなたの人格以上は売れない!』(プレジデント社)、『出過ぎる杭は打ちにくい!』(サンマーク出版)、『面白くなくちゃ人生じゃない!』(ロングセラーズ)、『リセット人生・再起動マニュアル』(ワニブックス)、『小説・球磨川』(上下巻・ワニブックス)などがある。 E-mail:yasuma@myad.jp URL:http://www.3percent-club.com
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