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【叶芳和が訪ねる「新世代の挑戦」】
パソコンを自在に操る元気なおばあちゃんたち (株)いろどり(徳島県上勝町)
- 評論家 叶芳和
- 第7回 2007年03月01日
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木の葉をお金に変える
徳島の山奥、上勝町に「(株)いろどり」という会社がある(町出資の第3セクター)。刺身のつま類など、木の葉を集め、金に変える葉っぱビジネス(彩事業)に取り組んでいる会社だ。生産者は70~80歳のおばあちゃんたちが主力で多い人は年収1000万円以上も稼いでいる。パソコンを自在に操り、情報収集・分析も自ら行なう。毎日数字を扱っているので頭が活性化しているのだろう、皆、生き生きとしていて元気がいい。
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叶芳和 カノウヨシカズ
評論家
1943年、鹿児島県奄美大島生まれ。一橋大学大学院経済学研究科 博士課程修了。元・財団法人国民経済研究協会理事長。拓殖大学 国際開発学部教授、帝京平成大学現代ライフ学部教授を経て2012年から現職。主な著書は『農業・先進国型産業論』(日本経済新聞社1982年)、『赤い資本主義・中国』(東洋経済新報社1993年)、『走るアジア送れる日本』(日本評論社2003年)など。
叶芳和が訪ねる「新世代の挑戦」
農家は減る一途、そういう中で、地域の農業を維持・発展させる動きがビジネス側から出てきた。借地による規模拡大も容易になった。新しいビジネスモデルが農業の近代化を推進し始めた。商系も農家も新世代の事業家がこれまでにない農業の創造に動いている。
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