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【北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信】
そのコンバイン、変えたら?
- 西南農場 代表取締役 宮井能雅
- 第85回 2015年05月27日
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昨年、二度目の米国に行ってきました。一昨年の研修で訪れたノース・ダコタのマイクの農場に再び転がり込むことになりました。前回、帰り際にマイクから「また来いよ」と言われ、その言葉に甘えて今回は緊張なく、将来の日本農業の見本となる本場で1カ月間、金髪・ブルーアイ農業を堪能することにしました。
北海道のタマネギの産地は北見地方と私の住んでいる岩見沢が有名です。昨年の北見は天候に恵まれて収益が良かったと聞きましたが、岩見沢では春の極少雨の影響で玉のサイズも小さく、収量も伸びませんでした。同じ北海道のタマネギでも産地が違えば、天候等で収入が極端に違ってきます。まったくイヤな話です。よく聞く産地の潰し合いというやつで、これが野菜農業の現実です。
もしこの2つの産地でタマネギが穫れなかったらどうなるのか。きっと中国から輸入することになり、国内生産者のメリットはなくなってしまうのでしょうか。
ある人が言っていました。テレビ画面ではホクレンはタマネギを輸入していません!って言います。でも、仮に、もしかして、そんなことはあって欲しくはないのですが、子会社の(株)ホクレン通商が輸入に関与しても道義的にはさて置き、タマネギを安定供給された流通業界や消費者はさぞかし心からホクレンの英雄的で、犠牲的な行為に感謝することになるのでしょうね。
生産者にとっても北海道のタマネギブランドを維持してくれているホクレンには心から感謝しようではありませんか。(後からホクレンからのお届け物でも期待しますか(ハートマーク))
絶対米国に行くぞと決めていた僕は、タマネギ、稲の収穫も終わり一段落したので、10月の大豆の収穫は父に任せて、昨年9月25日にノース・ダコタに向かいました。
成田からはデルタを使い、1万5000円を追加で支払うとレッグスペースとリクライニングが大きいシートが選択できることは、脚が長い23歳にはありがたいのです。
北海道のタマネギの産地は北見地方と私の住んでいる岩見沢が有名です。昨年の北見は天候に恵まれて収益が良かったと聞きましたが、岩見沢では春の極少雨の影響で玉のサイズも小さく、収量も伸びませんでした。同じ北海道のタマネギでも産地が違えば、天候等で収入が極端に違ってきます。まったくイヤな話です。よく聞く産地の潰し合いというやつで、これが野菜農業の現実です。
もしこの2つの産地でタマネギが穫れなかったらどうなるのか。きっと中国から輸入することになり、国内生産者のメリットはなくなってしまうのでしょうか。
ある人が言っていました。テレビ画面ではホクレンはタマネギを輸入していません!って言います。でも、仮に、もしかして、そんなことはあって欲しくはないのですが、子会社の(株)ホクレン通商が輸入に関与しても道義的にはさて置き、タマネギを安定供給された流通業界や消費者はさぞかし心からホクレンの英雄的で、犠牲的な行為に感謝することになるのでしょうね。
生産者にとっても北海道のタマネギブランドを維持してくれているホクレンには心から感謝しようではありませんか。(後からホクレンからのお届け物でも期待しますか(ハートマーク))
絶対米国に行くぞと決めていた僕は、タマネギ、稲の収穫も終わり一段落したので、10月の大豆の収穫は父に任せて、昨年9月25日にノース・ダコタに向かいました。
成田からはデルタを使い、1万5000円を追加で支払うとレッグスペースとリクライニングが大きいシートが選択できることは、脚が長い23歳にはありがたいのです。
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
北海道長沼発ヒール宮井の憎まれ口通信
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