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特集

外国人訪問客向けの農産物おみやげビジネス


昆 おぶぶ茶苑には、宿泊設備はあるんですか。または、旅館を紹介するサービスをしているんですか。
シモナ いまは近くに泊まるところがないので、お客さんには奈良や京都の旅館を紹介しています。でも、それだけではもったいないので、簡単なゲストハウスをつくるアイデアもあります。
今井 バックパッカーには、集会場や高齢者の家の空いている部屋を利用して宿泊設備として提供したらどうかと思っています。
加藤 携帯電話のアプリで個人の家を貸すのが流行ったので、制度化するようです。
昆 規制がかかったり、家を貸すのが嫌だという人もいたりするかもしれないけど、そういう切り口で国際化していくのも方法としてありますね。
昆 おぶぶ茶苑はどうやって、外国人を呼んでいるんでしょうか。そもそもシモナさんがおぶぶ茶苑と出会ったきっかけはなんですか。
シモナ 私は世界のお茶に興味があって、大学を卒業してから英国やドイツに行った後に、ネットで検索して日本に来ました。おぶぶ茶苑には、英語のサイトがあったのでわかりやすかったです。
昆 外国から来る人は、ネットを見て来る人が多いんですか。
シモナ そうですね。ネットを見て来るパターンもあります。また、観光ツアーで20人、30人で来るパターンもあります。
今井 仮に、私の圃場で田植え体験ができると英語でウェブサイトに載せたら、世界中の人が見てくれると思います。
昆 今井さん、Facebookは英語で書いていますよね。
シモナ コメの体験プログラムをつくったら、他の国のコメ農家が来ると思います。
昆 おぶぶ茶苑では英語でティー・ツアーのパンフレットをつくっていますよね。
シモナ はい。始めてから3年目になります。お客さんはどんどん増えています。
加藤 やはり英語のウェブサイトは必要ですよね。うちもウェブサイトを英語に変えたら外国からの問い合わせがめちゃめちゃ増えました。
シモナ 外国のお客さんを呼ぶなら英語は重要です。
昆 いま、まだ発信力が充分ではないけれど、それをきちんとやったらものすごいことになると思います。
シモナ 農家のストーリーは大事だと思います。ウェブサイトでは、顔を見せて、何のために農業をしているか、そういった説明すると、お客さんとの関係が近くなります。
昆 おぶぶ茶苑はビジネスとしてどの国と関わりがありますか。
シモナ 世界中です。
加藤 エージェントはいるんですか。
シモナ エージェントはいません。いま、少しずつエージェントになりたいという人も出てきていますが、いままでは、友人のつながりで、茶畑から直接、外国のショップまで送っていました。

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