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紀平真理子のオランダ通信

天敵昆虫の普及にはきめ細かいアドバイスがカギ

昨年行なわれたIFTF(国際花き展示会)でKOPPERT社とbiobest社のブースを訪ね、天敵昆虫について話を聞いた。
オランダ・KOPPERT社の国際営業担当者によると、日本での同社製品の販売は1991年にアリスタライフサイエンス社と販売契約を締結して以来20年以上経つという。日本市場への年間輸出額は約1000万ユーロに上る。ただ、諸事情から満足しているわけではなさそうだ。
「日本市場は天敵昆虫の登録にとにかく時間と費用がかかる。一番初めに登録したものは4年もかかった。いまは早ければ3年で申請が受理されるようになったが、最近でも生態系を壊すという理由で通らなかったケースがあった」
担当者は続けて両国の状況を説明してくれた。

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