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あの機械この技術 私の取扱説明書

理想的な作業を実現する機械は自前で創る/西谷内智治(北海道岩見沢市)

整理整頓が行き届いた機械格納庫の一角に「西谷内製作所」と呼びたくなるスペースがある。鉄工所で身に付けた機械加工のノウハウをどのように経営に活かすのか。自作機械を駆使して農業を営む経営者の話を聞いた。
北海道岩見沢市内の(有)西谷内農場には機械の格納庫の一角に鉄工所のような場所がある。一歩足を踏み入れると、図面を広げるのに十分な机が置かれ、旋盤、ボール盤、ガス溶接、プラズマ溶接、半自動溶接などの各種工作機械と工具類が整然と並んでいる。手書きの図面をもとに、割り箸や粘土で完成イメージを膨らませて、機械の改良・製作に励む。それが西谷内智治さんの雪に覆われた季節の過ごし方である。

鉄工所仕込みの技術と観察眼

機械加工や溶接の技術は、高校を卒業後に溶接工として就職した鉄工所で身に付けた。要領が悪く、クビにすると脅かされながら必死になって覚えたという。その後、重機オペレーターとして約10年働き、就農してからの冬場に溶接工のアルバイトとして戻り、機械工作の技術を磨いた。

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