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現在、オランダなどでは土壌で栽培した場合のみ有機栽培とみなされている。これを米国のように有機由来の培地を使用すれば有機栽培とみなされるよう規制の変更をメーカーや生産者と働きかけている。将来に備えて有機由来のココバッグと有機由来の液肥や天敵昆虫を使用した栽培実験も行なっている。
このように実験と結果に基づいた科学的アプローチによって開発された有機由来の培土は今後の園芸とマーケットニーズを考えるうえで重要なポイントになるだろう。
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紀平真理子 キヒラマリコ
1985年、愛知県生まれ。2011年、オランダへ移住し、食や農業に関するリサーチ、本誌や馬鈴薯専門誌『ポテカル』への寄稿を開始。2016年、オランダVan Hall Larenstein University of Applied Sciences農村開発コミュニケーション修士卒業。同年10月に帰国し、農業関連記事執筆やイベントコーディネート、海外資材導入コーディネート、研修・トレーニング、その他農業関連事業サポートを行なうmaru communicateを立ち上げる。今年9月、世界の離乳食をテーマにした『FOOD&BABY 世界の赤ちゃんとたべもの』を発行。食の6次産業化プロデューサーレベル3認定、日本政策金融公庫農業経営アドバイザー試験合格。
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