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アルパカファームの経営・労務事件簿

初めての社員を迎えて

家族経営から一歩脱して人を雇う。そこには法律的な問題もからんでくる。そこで社会保険労務士の方々に、農業における経営と労務の問題を解説していただくことにした。
今回のキャスト
のちの[社長]藤田 匠
[社員]西園寺 千代
[先生]伝法院 千里

農場運営が5年目に入って、売り上げが1000万円を超えたのを機に、社員を1人雇うことに。事務を手伝ってくれている奥さんに相談し、毎年繁忙期にバイトに来てくれている千代さんが新たに正社員になった。
藤田園長「千代ちゃん、改めて、これから一緒によろしくな!」
社員・千代「はい、ありがとうございます。農業で食べていきたいと思っていたので、夢がかなってうれしいです。それに、これまでよりも出勤日数が増えて給料も増えるし、いままで以上に頑張らないといけないですね」
藤田園長「ああ、そのとおりだね。でも、バイトと社員の違いって、それだけじゃないんだぞ」
社員・千代「えっ、そうなんです か? なんかもっと待遇が良くなるのかな~なんて期待していたのに」
藤田園長「いや、そういうことじゃなくて……。こういうのは専門家に聞いてみよう。そうだ、お客さんに社労士の先生がいたよな……。伝法院先生、突然すみません。千代ちゃんが、バイトから正社員になったんですけど、そのことでちょっと聞きたいことがありまして」

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