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イベントレポート

2015年度 土を考える会 夏期研修会 中国四国

農業経営五年の計
将来を見据えた「お金」の使い方

7月28、29日に中国四国土を考える会の夏期研修会が愛媛県大洲市、伊予市で開催された。中国四国各県より農業経営者らが駆けつけ、関係者も含めて40名弱が一同に会した。
今回のテーマは経営管理。実践編は、大洲市でダイナミックな農業経営をしている農事組合法人たいよう農園を視察し、代表理事の本田和也氏の経営事例の発表を聞いた。そして、北海道の元改良普及員で本誌連載でもお馴染みの齊藤義崇氏が講義編を担当し、参加者らを交えたディスカッションへと展開した。

ダイナミックな投資で経営の形を先に作るやり方

今回の集合場所は、たいよう農園のタマネギ選別施設。炎天下のもと、薮内孝博会長の挨拶で開会した。
たいよう農園は、養豚業を営んでいる本田和也氏が、100億円規模の投資をした、キャベツとタマネギなど露地野菜の大量生産型事業体である。社名とともに掲げられたフレーズは「国を耕す会社です!」。2006年に設立して以来9年で自社生産、委託生産、加工の三本柱を立ち上げ、生産、選別調製、加工、予冷(保存)の全工程を自前でやりきる体制を整えた。現在、社員50名、資本金は9000万円。
生産部長の井上翔一郎氏の案内で、施設を視察した。視察当日は収穫されたタマネギが大量に集まっていた。大型コンテナに山積みされたタマネギは大型の送風機で風乾する。次に乾燥したタマネギは選別・調製され、カット野菜工場に運ばれる。当初導入した加工機では能力が間に合わず、6カ月で1億円をかけて現在のカット野菜施設を立ち上げた。処理能力は1日36t。

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