ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

アルパカファームの経営・労務事件簿

農地がなかなか借りられない

前回、社員を1人雇ったアルパカファーム。社員に給料をしっかり支払うためにも、耕作面積を広げたい。そこで新たに農地賃借を考え始めた園長は……。

今回のキャスト
園長 藤田 匠
社員 西園寺 千代
先生 伝法院 千里
地主 西田 千麿

藤田 千代ちゃんの頑張りもあって、売り上げが少しずつだけど上向きになってきたよ。ただ、まだまだ千代ちゃんの給料分増えたかどうか、ギリギリのところだな~。
千代 ありがとうございます! でも、こんなに畑いっぱいに作っているのに、これでもまだまだなんですね~。
藤田 そうだね、いまの畑の面積だとこれ以上売り上げを伸ばすのは、ちょっと難しいかもしれないな。よし、地主さんに相談してみよう!
藤田 西田さん、すみません、農地のことで、相談させてもらいたいのですが……。
西田 農地の件? なんですか?
藤田 ええ、ちょっと手狭になってきたので、面積を広げたいなと思いまして。ぜひ、残りの農地もお借りできればと思うのですが、どうでしょうか?
西田 うーん、うちは相続のときに、農地を貸してしまうと猶予が打ち切りになってしまうと説明を受けたんだよね。だから、兼業でもいいから農業を続けなくてはいけなくて。悪いが、貸してやれないんだ。
藤田 それって、納税猶予制度っていうやつですね。う~ん、そうですか。お客さんに、法律に詳しい方がいるので、聞いてみます。
西田 猶予が続くんなら、考えてみてもいいんだが。まあ、よろしく。

関連記事

powered by weblio