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イベントレポート

来日中国・台湾人観光客向けのサービスを開始 サイバーマートグループが記念セミナーを開催

旅行事業の促進などを手がけるサイバーマートグループは8月28日、来日する中国人や台湾人観光客向けに便利で楽しく観光してもらうためのサービスを展示したショールーム「BigCyber(ビッグサイバー) TOKYO」を東京都中央区のザ・パークレックス小網町ビル3階に開設した。同日、その記念セミナーを東京都内で開催。集まった150人の来場者に、ITを駆使した海外からの観光客向けの新しいサービスを紹介した。
同社は、電子機器の受託生産で世界最大のフォックスコン・テクノロジー・グループのグループ企業である。こうしてビッグサイバーを置くのは、上海、北京、広州、台北に続いて5カ所目になる。

通訳アプリや買い物商品の
配送などのサービスを提供

同社は、日本へ来る観光客向けに、出発前から帰国後まで主に8つのサービスの提供を始めた。wi-fiルーターのレンタルのほか、特定エリアでスマートフォンを振ればそのエリアの観光に関する情報が得られる。また、個人旅行客向けには通訳アプリも用意。このほか、買い物した商品をホテルまで配達したり、専門の医師による健康診断の場を提供したりする。

ベンチャー支援に提携契約

この日の会場では、一般社団法人公開経営指導協会と中華創業発展協会が提携契約を締結する式典もあった。中華創業発展協会では、中国と台湾の若者による起業と交流のプラットフォームを構築するほか、優秀な若者の起業を支援している。一方、公開経営指導協会は、商業近代化のために公開経営を推進することを目的に、全国の先進的な商業者の参画によって発足した組織である。今回の提携の目的は、(1)日本と中国の経営事業に対する理解と情報交換(両協会間の交流促進、各種団体への交流促進、各種情報・資料の交換や会員の啓発)、(2)若手経営者(起業家)の育成――の二つになる。

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