ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

トウモロコシのはなし

世界の生産事情とGM品種の普及


次回は国内での国産トウモロコシの需給動向について紹介したい。

【3種類のGM品種】

現在出回っているトウモロコシのGM品種には、遺伝子組み換え技術によりセイヨウアワノメイガに対する害虫抵抗性を持たせた「BTコーン」と、除草剤耐性遺伝子を組み込んだ「HTコーン」、そしてその2つの特性を持った「スタックド」と呼ばれる3種類がある。
近年は生産効率の高いスタックドのシェアが伸びており、80%に近づこうという勢いだ(図3)。このスタックドの普及が世界的に広がっている。また、13年には米国で乾燥耐性品種の作付けも始まり、こちらも今後アフリカ諸国をはじめとして世界的に急激にシェアを拡大すると見込まれている。

関連記事

powered by weblio