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紀平真理子のオランダ通信

肥料規制をめぐる問題

オランダではどのような経緯で堆肥や化学肥料についての政策が採用、実行されてきたのか、インタビューと文献で調べてみた。
1998~2003年にEU規制に関連して、生産者にも深く浸透させるために、オランダ政府は「ミネラル法」を制定し、 1ha当たりの化学肥料の施肥量を規制して窒素排出量を減らそうとした。その他、強制的な「ミネラル簿記」導入、「ミネラルファンド」改定、「ミネラルプロジェクト」への投資、「ミネラルに関するアドバイス製品」へ助成金を与え、「ミネラルステイタス」レベルに基づき生産者を分類した。
オランダ北部フリースランド州の酪農家は上記のミネラル政策に対し、同州の協同組合にロジスティックスや設備投資をサポートしてもらい、堆肥を利用したミネラルマネージメントを行なうことを決めた。
(1)化学肥料(とくに窒素系)の施肥量を減らす
(2)堆肥の質を向上させ、かつ堆肥が植物に窒素を与えるのに効果的だと証明する

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