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日々の作業が楽になる!クラウドサービス便利帳

業務のマニュアル化(2)フォーマットに凝るほどハマる

▽フォーマットもいろいろ

今回はマニュアルのフォーマットについて説明します。
マニュアル作成に着手しようという場面で、まず考えるのが「フォーマット」です。これを決めるのがなかなか難しい……。考えればキリがありません。
・画像やイラストは、どんなサイズでどう配置するのか?
・タイトルや説明文は、どこにどれくらい書くのか?
・項目番号のルールは?
・フォントや色はどうするのか?
・画像への注意書きはどうやって書きこむのか?

実際に作り始めてマニュアルが形になってくると、「もっとこうしたほうが見やすいかな」「ここ、変えたいな」と、どうしても気になり始めます。さらに周囲からもアドバイスや提案(や文句)が聞こえてきます。複数のスタッフで作成している場合には余計に収拾がつかなくなってきます。
そこで、思いきってフォーマットを見直したり、統一しようとしたら――それは悲劇の始まりでしょう。
それまでに作ったマニュアルのフォーマットを置き換えるのも一苦労。かといって、新たなマニュアルだけをどんどん変えていくと全体の統一感がバラバラになります。「良いマニュアル作り」がいつしか「フォーマット作り込みの無限ループ」にはまってしまうことにもなりかねません。さらにこじれると「マニュアル作成マニュアル」といったものが作られるという笑えないことになってしまいます。

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