ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

人生・農業リセット再出発

薬食同源

食道がんの全摘出で2カ月間の入院生活をした。私の病室は夕方になると医者たちがメモを取りながらの寺子屋になった。病状をブログで公開したら、免疫学の安保徹、遺伝子学の村上和雄博士など多数から怒涛のごとく情報が寄せられて、それを皆で勉強したのだ。
医師は西洋医学を学び、効く・治る、と立証されたものだけを治療に使い、手術・放射線・抗がん剤と副作用があってもゴーサインになる。ガイドラインから外れた治療を行なうと公的保険が使えなくなり、問題が起きたときに個人責任が問われるから自己判断での処方をためらう。
学生時代から最先端医療技術に生きてきた医師には栄養学どころか漢方薬には縁がない。だから私が仕入れる俗世の情報は興味を抱かせるに十分過ぎるのだ。
ロシア政府が抗がん剤として販売している『チャガ』は、白樺2万本に1本しか見つからない幻のキノコ。ロシア皇帝が口唇がんを治し、5000年前の凍結ミイラの携帯品からも発見された。末期がん患者がこれを飲んで何人も完治していると聞いて通販で取り寄せた。癖がなく、お茶がわりに飲める。
『冬虫夏草(とうちゅうかそう)』は、チベット標高4,000mの希少キノコ。トンネルを掘って4年も暮らすコウモリ蛾の芋虫に感染して菌糸が成長し、もだえ死んだ芋虫から発芽する。国宝級扱いの不老長寿の奇跡の薬。免疫力を高めて壊れた細胞を修復する。『アガリクス』はインカでは神のキノコとされ、灼熱の太陽の下でしか育たない。他の植物には見られない効能が確認されている。

関連記事

powered by weblio