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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

自走式スプレーヤーと小作人根性

北海道の麦生産者にとって昨年2015年は最高の年だった。普段は10俵なのに15俵あったなんて話がざらに聞こえてきた。そのような生産者の利益はざっくり平年の5倍の銭がポケットに入ることになる。
なぜか? 理由は簡単。日本では冷夏の影響が出やすいといわれるエルニーニョが発生したからだ。過去1983年、93年、2003年もやはり麦は大豊作であった。
昨年のように春から高温があり、麦の開花期以降に気温が下がると登熟期が長くなるので、結果として収量が上がる。過去の冷夏のときはそのまま気温が低かったので大豆や稲の収量は上がらなかったが、昨年は8月に入り平均気温が持ち直したので多くの作物が豊作となった。ただ、タマネギは大豊作で価格が大暴落、大赤字の生産者がほとんどだったが、それを安く購入して販売できた団体はホクホク顔らしい。

地球規模気象変化と
地球温暖化

私も皆さんと同じで自分が住む地域のこと以外はまったく興味がない。まして昨年は世界の平均気温が過去最高だったといわれてもアホらしいくらいピンとこない。とはいっても世界を見渡すと北海道が冷夏のときには米国中西部から東部にかけて同じ気象状況であったりするのだから、神の思し召しは北極の寒気にいろいろといたずらをするようだ。地球温暖化を心配する人が多いが、北海道が100年後に平均気温が2℃上がるということは、いまの秋田や岩手と同じになるだけで正直「だから?」と理解したらいいことだけの話だ。
地球温暖化の原因は本当に二酸化炭素の増大? 太陽の黒点? まさかオーストラリアの牛のゲップやメタンガスが原因か? などとNHK・BSの世界ワールドニュースではオバマ大統領が何か話しているのを見ていると、子どもたちがこう言った。
「原音ではグローバル・クライメット・チェンジ(地球規模気象変化)って言ったのに日本語では地球温暖化って言っているよ」
NHKは子どもにもわかるような大嘘を平気でかましているのか? というより変な危機感を植え付けて、その原因は大企業や京都議定書にサインしなかった米国の責任だ!とでも思わせたいのだろう。

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