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Agrofoodクラスター
World Potato City はAgrofoodクラスターの傘下にある。同クラスターはイノベーション(市場・雇用創出)、知識(教育とビジネスのギャップを埋める教育)、ビジネス(関連企業の誘致や自治体・オランダ・ヨーロッパレベルでの推進)の3本柱で、国内・国際レベルでのコラボレーションと若者をひきつけることを目的としている。歴史的にこの地域は住民の出身地が異なるため、違いを話し合って協力し合う気質があり、「生産者や民間企業、政府組織などすべてのジャガイモ関係者が会費を支払い参加している」とのこと。メンバーは国内外の訪問者へのトレーニングや生産者訪問受け入れなども行なっている。筆者が昨年参加した民間と行政が一緒に行なうPotato Business Schoolもこれらの一環だ。
「10年後どうなっているかわからないが、北東ポルダーの変化がすごく楽しみだ。そのためには業界全体で協力し合うこと、イノベーションに挑戦し続けることは不可欠だけどね」
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紀平真理子 キヒラマリコ
1985年、愛知県生まれ。2011年、オランダへ移住し、食や農業に関するリサーチ、本誌や馬鈴薯専門誌『ポテカル』への寄稿を開始。2016年、オランダVan Hall Larenstein University of Applied Sciences農村開発コミュニケーション修士卒業。同年10月に帰国し、農業関連記事執筆やイベントコーディネート、海外資材導入コーディネート、研修・トレーニング、その他農業関連事業サポートを行なうmaru communicateを立ち上げる。今年9月、世界の離乳食をテーマにした『FOOD&BABY 世界の赤ちゃんとたべもの』を発行。食の6次産業化プロデューサーレベル3認定、日本政策金融公庫農業経営アドバイザー試験合格。
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