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地域活性化という「遊び」

お祭りでチマキをちまちま手作り 伝統行事の新しい残し方

市原悦子さんの語りとともに
まんが日本昔話の
オープニングに出てきそうな
小さな集落の小さなおやしろ
壊れかけた手水場には山から引いた水がチョロチョロと気持ちのいい音を立てて流れています。
今日は
普段あまりおやつを食べさせて
もらえない山本家の子供達が
たまーに食べさせてもらえる
チョコレートやアイスクリームより
ずっとずっと楽しみにしている
アレが食べられる日だ。
アレを作るのは
毎年7月の第1日曜日。
氏子みんなで集まって
早朝お参りを済ませたら
神社の下にある集会所
(と言っても小さなプレハブですが)
の畳の上におーきなブルーシートを敷いて
クーラーではなくて扇風機を
ぶいーんとかけながら
じいちゃんばあちゃんのペースで
のーんびり始まります。

先ずは昨日山から採ってきて
川で洗った笹の葉を
綺麗で大きいものだけに
選り分けます。
その葉っぱを3枚揃え
小麦粉と砂糖と塩だけで作った
団子を包み
しゅろの葉を割いて作った紐で
くるくる巻いて
根元で留めたら一つ出来上がり。
こんな感じでちまちまちまちま
じいちゃんばあちゃんの昔話なんか聞きながら
500個くらい作ります。
ひょっとしてちまちまというのは
チマキを作るところから来たのかなとか言いながら
20個できたら一束に括って
蒸し器で蒸すこと30分
おいしいチマキの出来上がり。

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