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これでもほんの一部です。これらの問題を未然に防ぐためにも、組織のルールである規約を定めることで、コミュニティの運営がスムーズになり、特徴である“緩やかなつながり”を活かし、多様な視点から先進的なアイデアを実践していくことができるようになります。
【フレキシブルな対応を可能にする】
法人ともなれば定款に、運営の絶対的ルールを定めることになります。定款にすべてを定めることもできますが、変更する際には行政手続きが必要になることがあります。立場の異なる多様な人がかかわる組織・法人が、急速に変わりゆく社会に迅速に対応していくためには、別途「規約」を作成、運用していくことが望ましいと言えます。
私自身、私たちの埼玉県越谷市の畑を舞台に行なった秋の収穫祭を皮切りに、「農」と「食」を通じた次の世代の生活の質の向上を目的とした団体「903シティファーム推進協議会」を起ち上げ、日々試行錯誤、一歩ずつ歩んでいます。自身の団体運営を通して、日ごろご相談を受けながら、多様な人がかかわり、社会的価値を創造する団体が抱える運営上の壁、喜びと通じていることを実感しています。
思いでつながり、共通の課題解決に向かう仲間と、さらなる喜び、社会的価値を生み出す組織の円滑な運営を後押しするものとして、規約の設置を考えてみてはいかがでしょうか。
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矢萩大輔 ヤハギダイスケ
(有)人事・労務
代表取締役
大手ゼネコン勤務後、1995年に社会保険労務士として都内最年少で開業。起業支援ポータルサイト「ドリームゲート」アドバイザーとして新規就農にも相談に乗っている。農業を通したリーダーシップ研修の場として自社農園「アルパカファーム」を運営。八戸農業ビジネスナイトセミナーや、FM東京「あぐりずむ」の出演プロデュースなども。著書『脱家族経営!若者に魅力ある農業経営のレシピを教えます。』ほか。
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