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トウモロコシのはなし

消費者ニーズから生まれたNon-GM飼料牛乳

顧客のニーズを具体化する
マーケットインのものづくり

ものづくりには大きく分けて2つの方法がある。1つはプロダクトアウト、もう1つはマーケットインだ。プロダクトアウトは企業の技術力や方針に基づいて商品をつくって売っていく方法で、マーケットインは市場のニーズを捉えてそれに沿った商品を開発し、販売していくやり方である。いずれも顧客のニーズをにらんで商品をつくっていることに変わりないが、マーケットインのほうがより顧客側の要望を具体化していく生産の形というニュアンスで使われている。
Non-GMトウモロコシの国産化が広がるなかで商品化も並行して進められている。その鍵を握るのがマーケットインの発想である。今回は輸入Non-GMトウモロコシなどを用いて、消費者の強いニーズを実現するために生まれた商品を売り出している事例を紹介したい。
北海道札幌市に本社を置くよつ葉乳業(株)は現在、「よつ葉牛乳 Non-GM(UHT)」という製品を世に出している。名前を見てわかるとおり、Non-GMトウモロコシと大豆粕を与えて生産した牛乳である。この商品がどのような経緯で生まれ、販売が継続されているのか。よつ葉乳業の広報部に話を聞いた。

共同購入グループとの出会い

よつ葉乳業は1967年に創業し、全国に業務用の乳製品を提供する乳業メーカーとしてスタートした。転機は71年、東京で試験的に商品の販売を行なったところ、商品の品質とものづくりに対する真摯な姿勢が消費者から評価されたのだ。共同購入グループからの引き合いが増え、72年より消費者に直接販売する取り組みが始まった。共同購入グループと聞くと、生協のような事業運営組織を想像するが、よつ葉乳業と取引しているのは少人数の個人が集まったグループがほとんどだ。

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