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成田重行流地域開発の戦略学

世界の果てから「世界の尾鷲」へ 三重県尾鷲市(下)


成田さんが尾鷲を離れて10年近くが経った。地域開発プロデューサーとして携わった場所をまとめて訪れるのはそれ以来だという成田さんは、それぞれが自らの力で成長していることを実感したようだ。とりわけうれしく思ったのは、行政や企業、市民が垣根を超えて地域づくりで連携していること。それも地域開発プロデューサーの手が離れた後も続いていることは全国的にみれば珍しいことである。成田さんは「普通は開発の期間が終わったら、尻すぼみになる。でも、尾鷲は違う。じわじわと広がっていっている。そこがすごいね」と喜ぶ。
映画の主人公がつぶやいた「いつもの海」「いつもの山」「いつもの魚」。成田さんの仲間たちは、それらに尽きぬ魅力と価値が秘められていることを、いまではよく理解しているようだ。

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