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ところで本来、このような議論は農業経済学者が明確に視点を示すものと思われるが、教え子の就職先がなくなるといって何も言わない農業経済学者が多いのが現状で、ここにも小さな世界だけで生き残ろうとする隔離された世界が温存されているわけである。本来、農業の周辺に立つ研究や技術、サービスその他を提供する組織や個人は、農業の繁栄によってのみ評価されるべきものであり、農業の繁栄しない国では研究もサービスも、普及活動も必要ない。「農学栄えて、農業滅ぶ」など、絶対に許してはいけない視点なのだ。
日本の農業みんなで沈没すれば怖くない。その後に来るのは日本国みんなで沈没すれば怖くないであろうか。ビジョンを持たない年寄りたちに日本の農業を語らせるのはさっさとやめさせてほしいものだ。この連中は、なんの責任も取るつもりなどないし、取ることも能わずなのだから。
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