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今月の数字

61.5%(日本を再訪するときには「日本人がディナーでよく行く普通の店」に行きたいと答えた中国人の割合)

10月上旬、今年も中国の長期休暇である国慶節の季節がやってきた。
久しぶりに2週続けて築地に行き、週末に銀座を訪れたところ、大勢の外国人観光客が歩いている。とくに築地は、場内もにぎわっているが場外は歩けないほどの大混雑だ。観光客目当ての飲食店が増え、店に並んだり立ち止まって食べたりする人が多く、昔からある専門店も買い食い用の商品を置いている。他方、百貨店は外国人観光客で混雑するほどではない。中国財政部が4月から変更した税制(行郵税)では、1人5,000元を超える個人輸入に対する税率が上がり、電気製品は従来の20%から30%に、化粧品は50%から60%に、食品は10%から15%に上昇した。その他円高や中国の景気減速も響き、昨年までのような高額商品の爆買いバブルは終了した。日本百貨店協会によると、8月の外国人観光客への売り上げは、5カ月連続で前年を下回り、1人当たりの購買単価も3割以上減少した。他方、化粧品や食料品は、前年に比べ13.5%増えているという。ラオックスでも電化製品より健康食品やスキンケアの基礎化粧品用品などが売れ筋になっているそうだ。

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