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【オカルト農法探検隊】
発育診断技術 その2
- 後藤芳宏
- 第63回 2009年10月01日
- 価格:100円
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日食の年には歴史的な騒動が起こる!? という異説を前々回ご紹介しました。総選挙の結果は皆さんもご存知の通り、民主党の歴史的な大勝利でした。どうやら、異説を裏づける新たな出来事になったようです。
筆者はこのたびの選挙で実現した「政権交代」という出来事も、日食と同様、自然の摂理によって必然的に引き起こされたイベントに過ぎないような気がしています。
自民党政権は、これまで国家のインフラを建設、整備してきました。栄養週期理論(以下、栄週)的にいえば、作物が茎、葉、根を生長させる栄養生長期にあたります。
と仮定すれば、民主党政権の役割は、生殖生長期への転換にあります。それは、自民党政権が整備した国家のインフラを活かし、国家国民にとって美しい花を咲かせ、豊かな果実を多く実らせることだといえます。
しかし、八ッ場ダムのように180度の方向転換を急激に行なうのは、ちょっと自然の摂理に反しているように感じます。やはり、方向転換する場合には、移行するための期間、それなりの手続きが必要なのではないでしょうか?
作物の場合でも、栄養生長期から生殖生長期に移行する際、生長の方向を転換するための交代期が必ず訪れます。それは、幼少期~青年期~成人期と段階的に成長する人間の場合でも同じです。急激な方向転換は作物に大きなストレスを与え、時に発育不良を引き起こす要因となりますので注意が必要です。
まぁ、二大政党による政権交代は、日本国民にとって未知なる体験です。失敗や試行錯誤があっても当然ですので、個人的にはしばらく温かい目で見守っていきたいと考えています。
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後藤芳宏 ゴトウヨシヒロ
1966年東京都生まれ。(株)椿本チェイン、パイオニア・ハイブレッド・ジャパン(株)、(株)農業技術通信社の副編集長、衆参国会議員の政策担当秘書などを経て「農援隊」を設立。「栄養週期理論」提唱者の大井上康氏の絶版書『家庭菜園の実際』『大井上康講演録』の復刻を行なう。
オカルト農法探検隊
この連載は、農業の生産現場で起こる不可思議な現象を、「科学的に解明できなくても、農業経営に役立てばいいじゃないか!」と開き直ってレポートするものです。筆者には科学的な専門知識などがありません。悪意はなくても早合点、迷走、脱線、曲解などがあるかもしれませんが、悪しからずご了承ください。タイトルの“オカルト”という言葉には“カルト教団”などの怪しいイメージがありますが、語源的には「覆い隠された秘儀」あるいは「無知ゆえに理解できない」という意味があります。書かれてある内容を信じる必要はありませんが、楽しんで読んでいただき、農業経営に役立てていただければ本望です。自分も一緒に探検したい、実験に協力したいという方は大歓迎です!ご一報をお待ちしています。
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