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ちょっとちがうぜ中国で農業

“衰退途上国”の空気の中で


アカルイミライ?

 元気のある中国から日本に電話をすると、“衰退途上国”のどんよりと湿った空気がやってくる。「空気を読め」と言われて育った日本人の前には、「我慢しなさい」「ムダを省け」「もったいない」という言葉たちが並ぶ。そこには“アカルイミライ”がなく、最近のアンケートによると「結婚をしなくてよい。子供は要らない」という若者が増えているという。

 日本が衰退し、老人が多い国となっていく中で、若者たちは否応なく老人たちの世話をして暮らしていかなくてはいけない。さらに、働いて納付した国民年金や厚生年金は、老人になった時には給付されないだろうと、現実を覚悟せざるを得ない。年金制度は若者たちからの体のいい搾取にほかならない。ここまで乱脈な運営を続けてきた社会保険庁のトップたちは、中国なら、さしずめ死刑である。

 本稿執筆時点での2010年度の予算を見ても50兆円を割る収入に、90兆円の歳出。ムダをどんなに省いても超赤字の経済で、国の借金は600兆円を超える。借金で膨らませた、見せかけだけの経済大国第2位だ。

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