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編集長インタビュー

米国農業の歴史から分かった、“人材教育”こそ強さの秘密



昆 その場が後々4Hクラブにもなっていったわけですね。

斎藤 普及員に科学的農業を教わった子どもたちが農業経営者になったときに、今の米国のストロング農業への成長が始まったわけです。

昆 でも、日本の場合、普及員もあるいは4Hクラブも農政の末端に位置づけられているのが現状ですね。
 米国では教育者であると当時に、農家の真の意味でのコンサルタントとして機能しています。


斎藤 私の研究領域ですが、米国の普及員制度のいいところを採用して農家家族のカウンセリングに取り組んでいます。そこに普及員が何らかの形で関わって、農家の抱える問題
をうまく解決できるようなシステムを作っていければと思っています。

昆 先生の本は米国農業の歴史を振り返っていますが、日本の農業・農村社会の合わせ鏡として読む価値があると思いました。本日はありがとうございました。

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