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坂上隆の幸せを見える化する農業ビジネス

どうしたら農業で生きていけるか





 今年から新しい作物の契約栽培に挑戦する。私も作ったことのない作物だが、経験もない社員がその生産技術の研究に取り組み、実績ができる前から栽培ノウハウの蓄積方法をシステム化する方法を検討している。考えてみれば、今の経営の柱になっている3品目、ケール、ジャガイモ、デントコーンのいずれも、親父も私も経験がないものばかりだった。それがいまでは、蓄積されたノウハウをもとに、入社初日の社員がその生産の一端を担い、半年後、1年後、自分がその作物でどんな役割を担い、翌年に入ってくる社員に何を教えることになるかまで、見通せるような環境が整いつつある。

 しっかりレールを作れば電車は目的地まで走っていく。企業でも同じだ。人材にレールを敷いてやれば、必ず経営者の視点に向かって進んでいく。

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