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人生・農業リセット再出発

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 「ひとりの人間には小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍だ」。宇宙船「アポロ11」のアームストロング船長が月面をスローモーションで飛び跳ねている。1969年7月21日、人類初の月面着陸であった。このとき私は、米国の高校の卒業式を終えて各都市をホームステイして回っている最中、首都ワシントンDCの国連大使の家庭にいた。

 「地球は青いベールをまとった花嫁のようだった」。史上初の宇宙飛行から帰還した旧ソ連のガガーリンはそう表現した。まだ飛行中に少佐は2階級特進で大佐に昇格。どうせ生きて帰ってこられないと誰もが思っての殉職措置だった。冷蔵庫すらまともに作れないソ連が宇宙飛行成功なんて信じられない! 先を越された米国は驚き、1ヵ月後の1961年5月、ケネディ大統領は世界に向けて演説する--米国は60年代末までに人間を月に着陸させて無事に帰還させることに必ず成功してみせる!と。

 実用ロケットは、ヒトラーが敵地ロンドンをV2ロケットで攻撃しようとフォンブラウン博士に作らせたところから始まる。そのフォンブラウン家の養子、マサチューセッツ工科大学教授で元米国空軍中将は、私が主宰する自己啓発勉強会の発起人でもある。日本のロケット技術もドイツ並の高水準だったが、戦後戦犯になることを恐れた研究者は資料を焼き払う。飛行機から発射する「桜花」、飛行テスト前日に終戦を迎えてしまった「秋水」など先端技術をすでに開発していたという。

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