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独断注目商品REVIEW

撥水加工揺動板を採用朝夕に稼動できるコンバイン

穀類の収穫期にはできることなら朝から晩までコンバインをフル稼働させたいというのが本音であろう。しかし、朝夕に露などで稲穂が濡れている状態で収穫すれば、脱穀・選別部で詰まりやすくなる。さらに、米粒の損傷が増えて、歩留まりが悪くなる。限られた作業適期にどれだけ効率よく収穫できるかが、稲作の規模拡大の課題の一つでもある。今回、三菱農機(株)が発売したのは撥水加工技術を脱穀・選別部に採用した6条刈のコンバイン。注目すべき特長は「スーパーeスレッシャー」という2つの機能である。

コンバイン スーパーeスレッシャーコンバイン VR6108

 穀類の収穫期にはできることなら朝から晩までコンバインをフル稼働させたいというのが本音であろう。しかし、朝夕に露などで稲穂が濡れている状態で収穫すれば、脱穀・選別部で詰まりやすくなる。さらに、米粒の損傷が増えて、歩留まりが悪くなる。限られた作業適期にどれだけ効率よく収穫できるかが、稲作の規模拡大の課題の一つでもある。

 今回、三菱農機(株)が発売したのは撥水加工技術を脱穀・選別部に採用した6条刈のコンバイン。注目すべき特長は「スーパーeスレッシャー」という2つの機能である。


刈取条件を選ばない

 1つ目は脱穀・選別部の核である揺動板と空気選別部のフィンに施したフッ素樹脂コーティング。フライパンなどで水滴を弾くことでおなじみの撥水加工を採用した。水分を含んだ穀粒やワラ屑が付着しにくく、バラバラに分散する。揺動板での選別がスムーズに行なわれ、穀粒はグレンタンクに収まる。

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