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【特別レポート】
A-1グランプリ2011 地方予選大会スタート! 震災後の日本に農業で夢を描く者、集う
- 編集部
- 2011年06月16日
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激戦を勝ち抜いた3名の感想
■最優秀賞
羽廣保志 (株)下請の底力(群馬県太田市)
「下請の底力 農機具カスタマイズ計画」
自分の事業に可能性を感じておりましたが、それ以上に大会審査員の方々から高い評価をいただき、事業ニーズは間違いなくあるということを改めて確認できました。これを第一歩として事業化をすすめ、日本の明るい未来に繋げていきます
■優秀賞
石田陽一 (有)石田牧場(神奈川県伊勢原市)
「笑顔のめぐりプロジェクト~牧場ジェラートが農業と消費者をつなぐ~」
本当に一人でできたことではないので、帰ってスタッフのみんな、地域の仲間、両親、何よりも妻に喜びを分かち合いたいと思っています。この大会で一番伝えたかったメッセージは、神奈川県伊勢原市という土地で若い農家が成功に向けて力を合わせて頑張っていることでした
■奨励賞
安藤讓治 カクヤス商販(株)(栃木県那須塩原市)
「『ジネンジョ』特産事業のフランチャイズ展開」
昨年、プランを応募して企業との個別相談会に参加しましたが、自分では完璧に思えていたプランに多くの方々からご指摘をいただき、その反省をもとに、自分のビジネスモデルを誰に伝えたいのかを意識したおかげで、結果がついてきたのだと思います
■本エリア大会選考委員長の講評
松尾雅彦 カルビー(株)相談役 日本スナック・シリアルフーズ協会 会長
本来であれば入賞者は3名なのだが、いずれもレベルの高いプレゼンばかりで甲乙決めがたく、特別賞として益子哲也氏の「ドライトチオトメ商品 販促企画」を選ばせていただいた。奨励賞・安藤讓治氏のプランはまさしく生産におけるイノベーションである。ただ、農産物は生産だけでなく加工、販売の段階での付加価値を考える必要がある。優秀賞・石田陽一氏は地域社会の農家と消費者を結びつけるプランと感じさせた。さらに発展させるために、飼料と堆肥を域内で自給する耕畜連携を進めていくことでさらに社会への訴求性が高まるだろう。最優秀賞・羽廣保志氏のプランは、農業生産における機械の重要性を感じさせた点を高く評価した。ぜひその事業を実現し、全国の農家の手助けをしてもらいたい。
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