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高橋がなりのアグリの猫

災い転じて福となす!レストラン部門が4・5月黒字に……

国立ファームグループの野菜レストラン部門は、KFダイニング株式会社という名称で現在5店舗の飲食店と、3月に実験店舗としてデパ地下に出店した総菜屋の計6店舗を経営しています。篤農家から直接仕入れた野菜のサラダバーが名物の繁盛レストランとして、「農家の台所」は野菜好きのお客様に認知されるようになりました。しかし、「篤農家だけが創り上げることのできる高級野菜の需要を高める」というお題目が先行した結果、客数・売上に目が行ってしまい、飲食経営の基本ができずに4年間赤字を垂れ流すという情けない経営状態でした。

 国立ファームグループの野菜レストラン部門は、KFダイニング株式会社という名称で現在5店舗の飲食店と、3月に実験店舗としてデパ地下に出店した総菜屋の計6店舗を経営しています。篤農家から直接仕入れた野菜のサラダバーが名物の繁盛レストランとして、「農家の台所」は野菜好きのお客様に認知されるようになりました。しかし、「篤農家だけが創り上げることのできる高級野菜の需要を高める」というお題目が先行した結果、客数・売上に目が行ってしまい、飲食経営の基本ができずに4年間赤字を垂れ流すという情けない経営状態でした。川下の経営もできずに、難易度の高い川上の経営ができるはずがありません。また、まだまだ赤字を解消できそうもない生産部門や仲卸業務、そして始まったばかりの八百屋部門のためにも、先行した飲食部門は安定した黒字経営をしなければならないのです。

 そんな背景から、KFダイニングの社長が責任を感じて辞めてしまいました。仕方なく昨年12月から僕が社長を兼任することになり、2月に最低の売上と約1000万円の経常赤字を出してしまい、3月は震災の影響で超最低の売上と2000万円の経常赤字を出してしまいました。

 しかし、持っている男はここからが違います! 4月は客数は持ち直し始めたものの売上高が前年対比70%程度だったにも関わらず、経常収支が一転して黒字化したのです。わずかな経常利益ですが、6000万円弱の売上で400万円弱の黒字を設立後初めて計上することができたのです。5月も同程度の結果でした。

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