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気になる商品買う?買わない?

水田除草機編

 過去一年間に水田除草機の資料請求をした読者に取材してみると、はじめて購入する検討材料として、数社の資料請求を同時取り寄せているケースが目立った。一方、様々なタイプの商品を試した後、本誌を通じて求めていた除草機にめぐり合えた人もいた。果たして資料請求した読者は、どの除草機を選択したのか。本誌未掲載の気になる商品も取り上げる。
ウルトラQ
株式会社キュウホー


カタログ請求者・橋爪克視(北海道空知郡/水稲42ha)
 「水田は除草剤で済ましている。今後を考えて色々な除草機の資料請求をしたが、ピンと来るものがなかった。転作田(大豆)の除草にはウルトラQを使用しているが、これはいい。多少センターからずれても、作物をキズつけないところが気に入っている。これを水田用に改造して使いたいと考えているのだが…」


メーカー・(株)キュウホー永井守常務
「水田除草用のウルトラQは米カルチという名称で、すでに商品化済み。3年かけて北海道から九州までの水田で実証実験を行い、改良を重ねてきた。本年から本格的に販売開始している」

ユーザー・福沢秀雄(使用歴1年/山形県十和田市/水稲2ha、和牛60頭)
「他の機械と決定的に違う点は、レーキとスプリング。株にふれると開くバネで、株間だけでなく、根際の草もしっかり引きこんでいく。シンプルな構造のため、故障の心配もしていない。以前は10a当たり30時間かけて手取り除草していた。それがウルトラQなら1時間で済む。色々と試して来たが、短時間でこれだけの結果を導き出すものはなかった。完全に無農薬栽培なので、除草手間が理由でこれまで面積を広げることが出来ずにいた。今年は倍の面積にできた。みのるの3輪に付け、昨年は10日おきに4回かけた。今年は田植機を新しく購入したため、作業効率はもっと上がると考えている」

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