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水田除草機編

【本田農機の水田用除草機HIO-7】
カタログ請求者・及川和夫(岩手県胆沢郡/水稲8ha、キュウリ、肉牛他)
「除草剤を減らした米づくりを目指すため、除草機の購入を検討中。近隣の農家で導入したとの話もあり、気になって資料請求した。圃場管理の水準の高さが求められるので、三角田や斜め田、まっすぐな畑だけではない現状では田を選んだ限定的な使用になるだろう」

ユーザー名・今橋道夫(使用歴3年/北海道美唄市/水稲7.7ha、大豆他)
「試用ユーザーとして発売前から使用している。タインを寝かせて左右に揺動させながら引きずっていけるのが特長。回転式のものと違って藻がまきつくことがない。他社にも揺動させるタイプはあるが、田植機とのセットになっていて高価だと聞く。1時間あたりの作業面積は30a程度。時期をおいて2、3回かければヒエもかなりの押さえが効く。ネジを調節すれば、初期だけでなく中期除草にも対応できる。5.3ha程の圃場で使用」


【大竹製作所のミニカルチMA3】
ユーザー名・松木長生(使用歴3年/新潟県上越市/水稲26ha、大豆他)
「爪が駆動式なので生育した草でも埋め込みやすく、藻もからみにくい。株間除草も併用できるタイプを検討中」

【太昭農工気のミニエース】
ユーザー名・瀬藤達哉(新潟県北蒲原郡/水稲6.5ha、エダマメ他)「コンパクトで操作性がよい。田植後1週間位の初期除草にのみ使っている。20日からはティラガモを使用」

気になる新商品

 昨年発売されたヤンマー乗用型水田用除草機は凸凹圃場でも安定した作業が可能な、左右水平制御機能を採用している。(先月号95頁掲載)

 石井製作所から発売された歩行型水田用除草機は、あめんぼ号と類似した形状の1輪歩行型。違いは、除草部両側の大型フロート装着で、安定した走行が可能になる点。

 和同産業の水田中耕用除草機は手元のハンドル回転で、機体の重心を変えられるのが特徴。浅い水田や移動時は軽い機械操作を、深い水田では作業部が浮き上がることなく安定した作業を行える。

 クボタのウエルスタープロのように、田植機に取り付けられる除草機もある。アタッチメントを取り替えれば、植付、直播、溝切までの一連の作業に対応できる。

ユーザー名・菅原賢信(山形県東田川郡/水稲6.5ha)
「昨年、試験的に使用してみた。土が軟かいとバランスが悪くかたむく。後部取り付けで作業調整できないのがつらい」

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