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【イベントレポート】
第3回全肥商連施肥技術講習会(全国肥料商連合会)、ほか
- 編集部
- 2012年05月18日
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第3回全肥商連施肥技術講習会(全国肥料商連合会)/4月25日、26日(熊本県熊本市)
施肥技術マイスターの検定試験も併せて実施。103人が受講
一般社団法人全国肥料商連合会(東京都文京区、上杉登会長)は4月25日と26日の両日、熊本県熊本市で第3回全肥商連施肥技術講習会を開いた。これは、同会の会員である肥料販売会社や元売商社、肥料メーカーを主な対象にし、施肥技術に関する新たな知識の習得を目的にしたもの。施肥技術マイスターの資格制度が昨年8月に制定され、講習会と併せて検定試験も行なわれた。講習会はこれまで東京と大阪で実施され、合計で246人が受講、234人が施肥技術マイスターとして登録している。今回は103人が受講した。
講師は、東京農業大学教授で全国土の会会長の後藤逸男氏、兵庫県立農林水産技術総合センター農業大学校の嘱託員で東京農業大学客員教授の渡辺和彦氏、鯉渕学園農業栄養専門学校教授で東京農業大学客員教授の小川吉雄氏、女子栄養大学非常勤講師の六本木和夫氏、農林水産省消費・安全局農産安全管理課 課長補佐の田村勉氏の5人が務めた。講義内容は、施肥に関する法規や基礎知識、さらに最新の研究に基づく技術理論までと幅広い。このほか、メーカー4社の協力で土壌分析機器などの実習もあった。
同会では、肥料関係者の全体的なレベルアップを推進し、地域農業に貢献していく方針で、この取り組みは今後も続けていきたいとしている。(新森雄大)
球根寄贈に対する答礼立食昼食会(駐日オランダ王国大使公邸)/4月17日 (東京都港区)
「チューリップは幾多の技術革新の結晶」(フィリップ・ドゥ・ヘーア大使)
4月17日、駐日オランダ王国大使公邸で立食昼食会が開かれた。これは、昨年秋に日蘭の球根業者からオランダ王国大使館に植栽用で贈呈された1万球の球根への答礼としてフィリップ・ドゥ・ヘーア駐日オランダ大使が庭園いっぱいに見事に咲いたチューリップとともに130人のゲストを迎えて主催したもの。
昼食会は、アイバルブジャパン(今年3月末まではオランダ国際球根協会)のレン・オークメイド氏による司会で、大使の謝辞と歓迎の挨拶に始まり、(株)中村農園代表取締役で日本花き球根輸出協会会長の中村裕司氏の挨拶、続いてヤン・デ・ヴィット・エン・ゾネン(株)社長でAnthos極東地域グループ議長のヤン・デ・ヴィット氏の挨拶、そして新潟県花卉球根農業協同組合代表理事組合長の豊島正人氏による乾杯の発声で和やかに昼食会へ入った。その後、カーラ・ボーンストラ農業・自然・食品安全部参事官の中締めの挨拶で幕を閉じた。
大使の挨拶のなかで、チューリップは色とりどりの鮮やかな姿で春を告げる花としての印象が一般的だが、幾多の技術革新の結晶であることはあまり知られていない。実はたいへん高度な技術によって生み出された素晴らしいハイテク商品なのであると強調した。(昆和子)
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