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日本に合わせて品種改良したイタリア野菜の普及と、おいしい食べ方の提案
トキタ種苗は5月21日、埼玉県加須市にある同社大利根研究農場特設圃場で「GustoItalia」(イタリアを食べよう)という催しを開いた。イタリアに子会社を持つ同社はイタリア野菜の日本への普及に尽力している。イベントでは、同社が日本の気候風土に合わせて品種改良をしたイタリア野菜の数々をピーアールするとともに、この日発表となった日本初のイタリア野菜「スティッキオ」の試食会も行なわれた。スティッキオは見た目がセロリに似ているものの、軟らかく甘みもあるユニークな野菜である。その特長を生かしてイタリア料理のシェフがバーニャカウダやサラダ、グラタン、ピザなどを振る舞った。
会場にはイタリア野菜の栽培に力を入れている山形県河北町や地中海原産のルーコラ・セルバーティカを手がけている埼玉県坂戸市、「親の代にはやらなかった新しいことに挑戦したい」という長野県佐久市の農家の跡継ぎたちで組織した「ベジタ兄やんズ」をはじめ、イタリア野菜を栽培する生産者たちのブースが並び、レストラン関係者らとの商談も実施された。イタリア野菜の魅力をより多くの人に知ってもらうためには、売るだけではなく、おいしい食べ方も一緒に提案したいとするイベントのコンセプトを表現したものだった。(田中真知)
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