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【西田裕紀のあの農場はこうして採用に成功した】
「せっかく採用した人材が定着しない」を解決する
- (株)Life Lab(ライフラボ) 西田裕紀
- 第1回 2012年08月10日
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さて、農業求人サイト立ち上げ当初より何度か求人掲載をいただいていた千葉県の花卉農場(ここではA社とします)のX社長から、こんな相談がありました。「応募は十分きて、採用もできるのだが定着率が悪い。どうにかならないか?」と。
確かにその農場は毎回掲載終了時には募集人数分の採用ができているにもかかわらず、そんなに間をあけずにまた掲載依頼をいただくことがしばしばあったのです。
人材の定着率が悪いという悩みを抱えている農業経営者は少なくありません。今までほかの農場からも、何度かご相談いただいたことがありましたが、みなさん「農業」や「田舎」という、いわば環境のせいにして解決には至っていませんでした。
さて、先ほどのご相談を受け、すぐに農場へ行きX社長、さらに農場長へ話を聞きました。すると、今までは面接をして、良さそうと思った求職者はとにかく正規採用をし、農場長が教育にあたっていました。
今回の「採用後の定着率が悪い」という課題を解決するには、まずなぜすぐに辞めてしまうのかという現状を分析する必要があります。A農場の場合は、以下の理由で辞めてしまうか、農場側でお断りするということが判明しました。
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西田裕紀 ニシダヒロノリ
(株)Life Lab(ライフラボ)
1978年愛知県生まれ。2005年に会社を設立し、翌年農業法人を中心とする一次産業の求人サイト「第一次産業ネット」をオープン。同サイトの会員(求職者)数は2万人。就職実績は年1000件を誇る。外国人技能実習生の受入れを担う、アジアアグリ協同組合代表理事も務める。http://www.life-lab.co.jp/
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